今日は、以前からご予約をいただいていたお客様が、不動産のご相談で来店されました。
ご相談いただいたのは、都城市宮丸町にある不動産についてです。
宮丸町といえば、私の地元です。
長年、不動産売買の仕事をしていますが、やはり地元の不動産についてご相談をいただくと、少し親近感が湧きます。
今回のお客様は、お母様がお亡くなりになり、これから相続の手続きを進められるとのことでした。
ただし、すぐに売却するというお話ではありません。
5年後くらいを目途に売却するかどうかを検討されており、それまでにどのような手続きが必要なのか、今後の流れについてのご相談でした。
相続した不動産についてのご相談は、最近本当に増えています。
ご実家を相続したものの、すぐに売却する方もいれば、しばらく所有してから売却を考える方もいらっしゃいます。
もちろん、相続したからといって、必ず売却しなければならないわけではありません。
大切なのは、今後その不動産をどのように利用するのか、管理していくのか、ご家族で考えておくことだと思います。
ただし、売却する予定がまだ先であっても、相続登記など必要な手続きは別に考えなければなりません。
相続登記は2024年4月から義務化されており、原則として不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内に申請する必要があります。
「売却は5年後だから、相続の手続きもそのときでいい」というわけではないのです。
今回ご相談いただいた不動産は、お隣に事業をされている会社の駐車場がある物件です。
私の見立てでは、将来売却することになった際には、まずお隣の事業者様にお声掛けしてみるのも一つの方法だと思いました。
事業をされている方にとって、隣接する土地は駐車場の拡張などに活用できる可能性があります。
もちろん、実際に購入していただけるかどうかは、そのときの事業者様のご事情や条件次第です。
ただ、不動産というのは、一般の住宅用地としての需要だけでなく、お隣の方にとって特別な価値がある場合もあります。
そうした可能性も含めて、今後の売却方法についてお話しさせていただきました。
不動産会社への相談というと、今すぐ売りたい方が来られるイメージがあるかもしれません。
しかし、今回のように数年先の売却を考えている方が、事前に相談されることにも意味があると思います。
相続登記をどう進めるのか。
今後の管理をどうするのか。
売却する場合には、どのような方法が考えられるのか。
こうしたことを事前に知っておけば、将来の判断もしやすくなると思います。
もっとも、5年後の不動産市場や周辺環境がどうなっているかは、今の段階では分かりません。
実際に売却を検討される際には、その時点の市場状況を踏まえて判断することが大切です。
今回も、相続後の手続きや今後の不動産の取り扱いについて、私の経験を踏まえながらお話しさせていただきました。
お客様も、疑問に思われていたことがある程度整理できたご様子で、お帰りになりました。
今回のご相談は、すぐに弊社の売上につながるようなお話ではありません。
それでも、不動産のことで分からないことがあり、ご相談いただき、その疑問を解決するお手伝いができたのであれば、それだけでも嬉しいことです。
私は、こうしてお客様のお話を聞き、これまでの経験を生かしてアドバイスをする時間が好きです。
まして今回は、私の地元である宮丸町の不動産についてのご相談でした。
今すぐ売却する方も、将来の売却を考えている方も、それぞれ事情は違います。
これからも、一人ひとりのお客様の状況に合わせて、できる限りお役に立てればと思います。