畑や田んぼなどの農地を購入して一般住宅を建築する場合について、農地転用の許可を取ってからでなければ土地を購入することはできません。
その手続きについては行政書士さんにお願いするのですが、
その際必要となる書類は、
・許可申請書
・位置図
・現地案内図
・住民票
・資金証明
などなどが必要となります。
その必要書類の中で『資金証明』ですが、
土地を買って建物を建てるための資金力があることを証明した書類になります。
・自己資金がある場合は『銀行の残高証明書』
・住宅ローンを利用する場合は銀行に『融資決定通知書』などを発行して貰います。
例えば
土地代 500万円
土地造成費 100万円
建物建築費 2000万円
合計 2600万円
自己資金600万円・住宅ローン2000万円
この場合、『残高証明書』600万円
『融資決定通知書』2000万円 以上あればOKということになります。
よく買主さんから『とりあえず土地を買うのに、なぜ建物の建築分の資金証明書がいるのですか?』というご質問をよく受けるのですが、
それは、農地転用の許可は下りたのに『建物を建てる資金がないので建てません』とならないようにです。