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不動産業界のIT化

2020年02月16日

 

雑誌や新聞、インターネットなどの記事を見ていると、FinTechという言葉をよく見かけます。

 

Finance(金融)とTechnology(技術)を合わせた造語で、金融のIT化のことを指している言葉です。

 

 

銀行を始めとする金融業界は、厳しい法律もあって、長い間、他業種からの参入やベンチャー企業などの参入に高い壁がありました。

 

しかし、その壁が崩れ、ベンチャー企業が金融業界に参入し、さまざまなテクノロジーを使った金融商品が生まれてきています。

 

それらの新しい技術と商品を総称してFinTechと言います。

 

 

 

 

 

 

不動産業界も同じように法律などの壁があり、IT化があまり進んでいない業界です。

 

しかし、最近ReTechという言葉が使われるようになってきました。

 

Real Estate Tech(リアル・エステート・テック)の略で、「不動産テック」という意味です。

 

具体的には、重要事項説明のIT化や、不動産業者を介さずに不動産をマッチングするサービス、ビックデータやAIを使ったサービスでは価格分析やロボアドバイザーなども生まれています。

 

また、住宅にIoTを利用して遠隔操作でドアロックをしたり、スマートハウスの高度化したりなどのサービスも開発されているようです。VRを使ったヴァーチャル内覧会などもあります。

 

 

不動産業界のIT化にはさまざまな課題がありますが、将来の方向性としてはIT化は進んでいくでしょうし、人手不足に伴う効率化に迫られると歓迎されることです。

 

ただ、実はもっと簡単な不動産業界のIT化ができるのではないか、と思うことがあります。

 

 

ホームページです。

 

 

今の世の中、何かを探すとき、何かが欲しいとき、何かを買いたいときは、まずインターネットを使って探す方が多いという印象があります。

 

私もそうです。

 

 

Amazonや楽天を使って商品を探したり、価格ドットコムで値段を調べて購入します。

 

その商品がどんなものなのか、口コミや商店の評価を見て判断の根拠にします。

 

不動産も同じだと思うんです。

 

 

・自分が欲しいと思っている地区に、欲しい物件があるのか。

 

・どんなマンションがあるのか。

 

・どんな価格帯なのか。

 

・どんな不動産仲介業者があるのか。

 

・どんな工務店があるのか。

 

 

そんなことを、インターネットで調べている方は絶対に多いハズです。

 

 

そうなると、不動産業界もホームページを作っていることは大前提になります。

 

それだけでなく、見やすく、情報がわかりやすく、伝わりやすく、デザインも良い、そんなホームページであることは、本当に必要だと思います。

 

 

ただ、残念ながらそんなホームページを作っているどころか、ホームページを持っていない業者も多数あるのが実態です。

 

 

実は、不動産業界のIT化は、まずそこから始まるのかもしれませんね。

 

 

私も時代に遅れていない、読みやすく情報が分かりやすいホームページ作りを心掛けていきたいと思います。

 

 


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