マイホームの購入に向けて土地や家選びをしている方に、今後マイホームの購入を検討している方に、失敗しないマーホーム選びのコツのようなものを伝授(?)しましょう。
あくまで私個人の意見ではありますが、不動産を扱う(一応)プロとしての意見です。
今や、不動産を探すのにインターネットが不可欠な世の中になっています。
物件の情報や業者の評判まで、幅広い情報インターネットから入ります。
でも、ここで敢えて言いたいのが、インターネットに頼り過ぎないで欲しい、ということです。
もちろん、私も何かを購入する際は、結構な確率でインターネットを使って調べます。電化製品や、ちょっと高額のものであれば尚更です。
同じように、インターネットで見ればほとんどの物件のデータ、物件の画像が載っています。
周辺の地図を見れば写真で確認できますし、いろんな情報が満載。
購入に向けた判断材料はしっかりあるように思えます。そのため、ご自身やご家族での「一次的な決定」をネットだけで判断される方がとても多いように思います。
反対に、ネットで探しただけで「良い物件がない」という判断をされている方もいるでしょう。
載せる側の意見としてですが、ネットに載せている物件情報については、載せ方のテクニックに業者ごとでかなり差があります。
上手い不動産業者と下手な不動産業者がいるのです。
ネットで見た物件を実際に見てみると大した物件では無かったり、ネットでは写真写りが悪い物件でも実際に見ると良い物件だったり、普通にあります。
要は、物件は足を運んで、実際に見て欲しいのです。
実際の物件を見て、建ち方、日当たり、建物の状態、周囲の様子を見ないと、家の良し悪しは分かりません。
天気の良い日は問題無くても、雨の日に行くと家の前に大きな水たまりが出来ることが分かった、なんてことも実際にあります。
雨の日には周辺の道路を走る自動車の音がとてもうるさいかもしれません。
もちろん、インターネットはとても使えるツールです。情報を仕入れるにはとても便利です。
インターネットで得た情報を元に、そこへ足を運んで、実際に見て判断しましょう。
何度も足を運んでいれば、良い物件が見つかる可能性もグッと上がります。
また、情報だけでなく正しい知識も大事です。
マイホーム購入に関する知識も、インターネットだけではダメです。
ネットの知識は本当に正しいか、考えたことありますか?
実際、間違ったことは書いていないと思いますが、本当に正確な情報かどうかは分かりません。
どの不動産業者も自社の利益を追求する事業者です。自社に都合が悪い情報をどこまで載せているかは判断できません。
実際に足を運んでいろんな不動産業者と話していると、何が正しい知識か分かってくると思います。
比較することで、多角度からの情報を得ることができます。
インターネットを過度に信頼しないこと、足を運んで自分の目で見ること。
それが失敗しないマイホーム選びの基本です。