不動産の購入時には何かと費用がかかりますが、住宅ローンを借りる時にも費用がかかることはご存じでしょうか?
住宅ローンの費用も住宅購入費用の一環ですので、資金計画を立てるために理解しておきましょう。
|
|
しかし、住宅ローン融資事務手数料はローンを借りるための手数料と理解してください。
住宅ローン金額に関係なく一律でかかります。
金額は金融機関によって異なりますが、大体54,000円~75,600円です。
住宅ローン保証料とは、住宅ローンの保証会社に支払う費用です。
保証会社とは、もし住宅ローンの支払いでできなくなった時に、代わりに銀行に住宅ローンを弁済する(代位弁済といいます)会社です。
ただ、代位弁済された場合も住宅ローンが無くなるわけではなく、保証会社が弁済した後は保証会社に返済していくことになります。
住宅ローン保証料の支払い方法には2種類あって、一括払いと金利上乗せです。
一括払いは住宅ローンを借りる時に全額を支払います。金利上乗せ型は住宅ローンの金利に0.2%などの保証料分を上乗せして返済していきます。
銀行によっては、保証料・事務手数料が不要となるお得なキャンペーンを行っていますので、要チェックです!
住宅ローンの金銭消費貸借契約証書や、それに付随する特約書に貼付する印紙の代金です。
金銭消費貸借契約証書の印紙代は借入額によって変わります。
・100万円~500万円以下は2,000円
・500万円超~1000万円以下は10,000円
・1000万円超~5000万円以下は20,000円
です。特約書の印紙は200円です。
ちなみに、夫婦でそれぞれ住宅ローンを借りる場合には、それぞれ金銭消費貸借契約証書が必要なので、印紙代も別々にかかります。
住宅ローンを借りると、購入した土地建物に銀行が抵当権を設定します。その抵当権の登記をする費用です。
費用は、手続きを行う司法書士への報酬と登録免許税の合計額です。
司法書士の報酬は司法書士によりますが大体5万円~10万円程度です。
登録免許税は住宅ローン借入額の0.4%ですので、3000万円借りた場合は12万円になります。
住宅ローンでは、その他に「火災保険料」「団体信用生命保険料」などの保険料がかかります。団体信用生命保険料は、ほとんどの金融機関では金利に含まれますが、フラット35では別途必要です。火災保険料は住宅ローンを借りると金融機関から加入を求められますが、万一のことを考えると入った方がいいものですから、必要な費用になりますね。
|
|
|
|
|
|
|
|
|