重要事項説明は、不動産の購入の際に「必ず」行われるもので、購入する物件の取引の条件に関する重要なことが説明されます。

重要事項説明は、宅地建物取引業法で決められていることで、「売買契約を締結するまでの間に、不動産会社は購入予定者に対して購入物件にかかわる重要事項の説明をしなければならない」と定められています。

重要事項説明書には、大きく分けて、

「対象物件に関する事項」と「取引条件に関する事項」が記載されています。

「対象物件に関する事項」には、物件の権利関係、物件の法令上の制限、物件の状態やその見込が入っています。

重要事項説明書はたくさんいろんなことが書かれていて、正直面倒だと思われるかもしれません。

しかし、この説明を受けると重要事項説明書に署名捺印をします。

それが済んで初めて売買契約に進めるのです。

売買契約を巡って揉めるのは、大体「そんなこと聞いていない」「知らなかった」ということから発生します。

このようなことを防止するための重要事項説明と、同意の署名捺印です。

後から「こんなの知らない」と言っても通りませんので、きちんと説明を受けて、納得してから署名捺印をするようにしてください。

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